共同通信が発行している記者ハンドブックによると「アメリカ人」は「米国人」となるそうだ。
僕ら夫婦が決心してアメリカに帰属するために市民権を取ったのは、もう20年以上も昔になる(早いもんだ)。
個人的には自分は米国人でもアメリカ人でもいいのだが、娘はアメリカ生まれのアメリカ育ち。僕の頭の中では娘はアメリカ人であって米国人ではない。といっても、そこになんらかの違いがあるわけではないのだが。
アメリカを表す漢字で「亜米利加」があるが、それがだんだん省略されて「米」が残り、それに国を付けて「米国」としたと物の本に書いてあったような記憶がある(不確かではあるが)。米、米国、米ドル、日米など組み合わせたり、字数を少なくするのに便利であるために定着したともいわれている。
別にどうというわけではないが、記事中は「米国」、個人で書くエッセーでは「アメリカ」を使いたい。
話は変わってちょっとクイズ。
「日本」の正式な読み方は? 「ひのもと」と読む人はいないか少数だろう。大多数は「にほん」か「にっぽん」と読むと思うが、さて正解はどちら?
正解は「どちらでもいい」。なんとも日本人らしいといえば言えそうだ。今までに何度か決めようとしたらしいが、どちらも世間一般に広まっているためにどちらか一方に決められなかったという経緯がある。
日本のお金には「NIPPON」と記してある。NHKも「Nippon Hoso Kyokai」の略だし、外国でも国際標記が「NIPPON」なのでこちらが使われている。日本航空は放送でも「にほん」航空と読まれているが、正式には「にっぽん」航空だとか。普段使いの「日本語」では「にほん」の方が言いやすく音が柔らかいので、こちらが主に使われているようだ。
にほん、にっぽん、べいこく、あめりか。どちらでもいいが、自分の心の中でしっかりと認識しておいた方がいいのかも。(徳永憲治)
